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自分の間違いを心から認めること

思いやり

『どんな状況であれ、間違いを犯したときには、それを素早く十分に心から認めるということが一番賢明である。』

〜こうすれば人は動く デールカーネギー〜

 

人は、自分が間違いを犯しても、

自分を正当化しようとしてしまいます。

 

それは防衛本能が働くからですね。

 

「自分は間違っていない!」
「だって、あの人が言っていたから!」
「こう教わったから!」

こういったことが防衛本能です。

 

人は自らの間違いを認めようとしません。

 

自分の立場でついつい物事を考えてしまうからです。

 

こういう状況ならどうでしょう?

 

あなたはコンビニ店員です。

あなたはお昼の一番忙しい時間帯でシフトが入っています。

 

昼の12時です。

なぜ昼の12時が忙しいかというと、

昼ご飯を買いにたくさんのお客さんがこられるからです。

 

会社員、OL、工事現場の人、高校生、大学生などなどの方々が、

お腹を空かして、多くの人が当店を利用します。

 

そして、ゾロゾロとお弁当だったり、

インスタントヌードル、サラダを持ってレジに並びます。

 

一気にお客さんがくるものですから、

当然レジの前に行列ができます。

 

あなたは、商品のバーコードをスキャンし、

金額を伝え、商品を袋に詰め、

レジで会計をしますが、

お客さんの行列はなかなか減りません。

 

お客さんの数が多すぎるからです。

 

お店には2つレジがあるのですが、

もう1つのレジ打ちをしている

パートの主婦も汗をかき必死になって

お客さんをさばいています。

 

そんな様子を横目で見ながら、

あなたも頑張ります。

 

しかし、そんなときに事件がおきました。

 

お弁当をバーコードをスキャンで

読み取ったときに起こりました。

 

ピーーーーーーー

 

レジからいつもと別の効果音が発せられたのです。

 

そして、レジの液晶画面にはこう表示されます。

 

『消費味期限が切れています。お売りできません。』

 

そう、お客さんが持ってきたお弁当は

なんと賞味期限が切れていたのです!

 

「え!?!?!」

あなたは頭がパニックになります。

 

目の前のお客さんである工事現場のおっちゃんも

「ん?」と不思議そうな表情をしています。

 

 

え?なんでなんで?なんで賞味期限がきれてんの!???)

(あ!!午前中のシフトの人が廃棄処分していなかったんだ!!!)

(やべっ!!あ、商品取り替えなきゃ!!)

 

 

 

 

 

「お客様、申し訳ありません、

このお弁当は賞味期限が切れておりますので、

同じお弁当とお取り返します!!」

 

 

 

 

そう言い、

あなたは小走りで弁当コーナーに向かい、

同じ弁当があるか探しました。

 

が、

 

同じ弁当どころか、

弁当コーナーの棚にはお弁当が一つもありません。

 

そう、弁当は一つ残らず売り切れていたのです!!!

 

(ああああ!!!弁当がないなんて!!!お客さんに何て言えばいいのやら!!)

 

そして、ドキドキしながらレジに戻り、

お客さんにこう言います。

 

「お客様、申し訳ありません。お取り替えするお弁当がありませんでした。申し訳ありません。」

 

おっちゃんは一瞬「は?」という表情をして、

その後、状況を理解したのか

顔が見る見るうちに鬼の形相になりました。

 

「は!!!???弁当がないなんてどういうことだ!!他の弁当持ってこいよ!!」

「申し訳ありません。他のお弁当もすべて売り切れてしまいました・・」

「どうすんの!?!?昼飯なしにしろってんのかよ!!!!」

 

「午前中のスタッフが廃棄処分にし忘れていました。」

 

「は??どうなってのこの店?!??」

 

「自分は今きたばかりなもんですから・・」

 

「関係ねえよ!!店長よべ!!」

 

・・・。

 

はい。

どうでしょうか?

 

結構悲惨な状況ですよね。

 

午前中のシフトの人が廃棄処分しないまま、

店内にお弁当を陳列してしまった。

 

それをあとからシフトに入ったあなたが

クレームを受けてしまったという状況ですね。

 

お客さんに対して、

自分の立場で言い訳をしている

感じませんか?

 

お客さんにとっては、

食べたい弁当が食べれない状況に変わりはないので、

あなたは弁解をするべきではありませんでした。

 

このような場合、

 

午前中のスタッフが〜
今きたばかりなので〜

 

なんて言わず、

 

「申し訳ありません。こちらのミスでこのようなことになってしまいました。」

 

という過ちをお客さんに伝えるべきです。

 

お客さんにとってはこちらの都合は関係ないですからね。

 

これが、

『どんな状況であれ、間違いを犯したときには、それを素早く十分に心から認めるということが一番賢明である。』

という、

ことではないでしょうか?

 

本当にお客さんに対して、

申し訳ない気持ちがあったら、

↑のような対応にならなかったと思うんです。

 

口先だけでなく、
心から思う。

 

そう簡単にできるものではありませんが、

 

お客さんの立場に立って、

お客さんのことを思えば、

自然と言葉にできそうですね。

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